【3ステップ】現役東大生が語る高校化学の勉強法

大学受験

みなさんこんにちは!こくれんです。

今回は誰でもできる化学の勉強法についてまとめていこうと思います。

本記事は個別試験のある大学を志望する高校生を対象としていますが、共通テストのみを利用するという方にとっても読む価値はあると思います。

さて、本題に入りますが、一部の高校生は化学について「ただ暗記をすればいい」というような認識を持っているかもしれません。

確かに高校化学において一定量の暗記は必要になってきます。むしろ、中途半端に理論を追求しようとするよりは丸暗記した方が楽かもしれません。

しかし、一定以上のレベルに到達しようと思うと理論の理解も必要になってきます。

いかにして理論を理解するのか、ということも含め、本記事で説明していこうと思います。

STEP1【準備編】問題集選び

教科書よりも問題集

まずは問題集選びからです。

「教科書や授業ノートの使い方は?」と気になる人がいるかもしれませんが、学習において何より大事なのは圧倒的にアウトプットです。(ここでいうアウトプットとは、問題に回答することや、化学の用語を口で説明できることを指しています。)

授業でよく分からなくても問題を解いていたら理解できたということはしばしばあるでしょう。

教科書や授業ももちろん大事ですが、教科書は正確さを重視して作っているため、受験においての重要性が理解しづらいこともあります。

そのため、問題集を利用した「アウトプット重視」の勉強法がより定着しやすいのです。

教科書は、全て読み込むというよりは知識の確認に利用しましょう。

問題集の選び方

基本的に問題集は二冊で十分です。いろいろな問題集に手を出すのではなく、一冊一冊を完璧に頭に入れるようにしましょう。

一冊目は基本事項の整理に活用し、二冊目は大学入試に使える応用力を身につけるために活用するのがお勧めです。

一冊目の問題集は学校で配られたものがあればそれを利用すれば良いと思います。例えばセミナーなどが挙げられます。

二冊目の問題集は記述問題や実際の難関大学の過去問を採用しているものが良いと思います。例えば重要問題集や新演習などが挙げられます。

いずれにせよ解説が充実している問題集をお勧めします。

参考書

問題集を選んだら参考書も用意しておくことをお勧めします。例えば化学の新研究が挙げられます。

これ以外にも様々な予備校の先生が参考書を出版しているため、自分に合ったものを購入してみましょう。

参考書は全てに目を通すのではなく、授業や問題演習でわからなかったときに参照する辞書のような役割として認識しておきましょう。

STEP2【実力養成編】問題演習問題集の使い方

まずは基礎的な問題集の方に取り組みましょう。

問題集の中でも例題や基本問題、応用問題などが分かれていることが多いと思いますが、例題や基本問題から解きましょう。

そこで分からなかった問題を放置しておくとかなり危険なので、問題番号に印をつけておくなどしておきましょう。

応用問題についても同様に分からなかった問題にをつけておきましょう。

解説を読んで分からないことがあったら必ず参考書や教科書を参照して理解しましょう。もしそれでもわからなかったら遠慮せず学校の先生や友人に質問しましょう。

1日で全ての問題をこなすことはなかなか難しいので、多くの人は何日かに分けて問題を解いているかと思います。

1日の終わりに少し時間をとって印をつけた問題の、問題と解説をよく読み直しておきましょう。必ずしも問題を解き直す必要はありません

これが一回目の復習となります。

この要領で何度も問題集を繰り返して解いていきます。

繰り返す際は印がついた問題だけを解くようにすると周回の速度が上がります。

二周目以降で間違えた問題についてはさらに印をつけましょう。三周目以降も、印が増えた問題についてもう一度解いてできなければ印を増やすというやり方を繰り返します。

このようにして、新しく印がつく問題がなくなるまで繰り返し演習していきましょう。

これまでのプロセスをまとめていくと以下のようになります。

問題集の使い方
  • 例題や基本問題から解く
  • 分からなかった問題に印をつける
  • 印のついた問題を復習する
  • 再度できなければ該当問題に印を増やす
  • 印が増えなくなるまで繰り返す

これでもまだ完璧とは言えません。なぜなら、人間は新しいことを覚えるそばから忘れていくからです。

忘れたことをもう一度思い出すためには復習しかありません。

時間がある場合や着実に勉強していきたい場合は全ての印を消してもう一度基礎的な問題集を解いてみましょう。

急ぐ場合には、応用問題集に進みましょう。応用問題と、過去問演習で最低二回復習をすることができるため、一冊目の問題集で全てを理解し切る必要はまだありません。

二冊目の問題集に入ったら、基本的な単語はかなり定着していると思うので、それらの単語同士の繋がりを意識するようにしましょう。ここで現象の理由を理解することができるとただの暗記だった知識が有機的に繋がってきます。

応用問題の解説や参考書の該当部分を読み込んで、他人に説明できるくらいになりましょう。実際に友人と化学の用語について説明し合うことも勉強になります。

この過程で単なる暗記だった事項が全てではないにせよ次々に理解できるようになる、という経験ができると思います。興味を持った内容については多少高校範囲を外れても調べてみる価値はあります。

STEP3【実践編】過去問演習

問題集がかなりできるようになってきたら、過去問演習に入りましょう。高三の秋頃から過去問を解き始めるというケースが多いと思いますが、定着度が大事なので、周りに過度に合わせることなく自分のペースで過去問に入りましょう。

過去問を解く時も基本的には問題演習のやり方と同じようにします。

一つ違うのは時間を測るようにするということです。理科二科目で時間が割り振られている場合は同一年度の物理なども一緒に解いて時間を測るのがベストです。

時間を測るメリットは本番での戦略を立てる練習ができることです。例えば、物理が難しかった時や簡単だった時に化学の時間の割り振りはどうするか、時間内に解くべき問題や捨てるべき問題の選び方などを肌で体感することができます。(時間内に解けなかった問題についても後で解くようにしましょう。)

実際に過去問をやってみると化学は時間との勝負であるということがわかると思います。桁数の多い計算問題が出題される大学もあります。その中で、常に落ち着いて戦略を立てることができるように時間を測って演習をしましょう。

自己採点ののちに、合格点と比べて一喜一憂することもあると思いますが、毎回点数を安定させることは難しいため、全体として成績が上昇傾向にあるかどうかを意識するようにしましょう。

また、時間制限により、得意な範囲や苦手な範囲がはっきりわかることもあるため、点数に伸び悩んだ場合は、たとえ直前期であっても苦手な範囲の問題演習に戻ってみることを恐れないでください。

入試直前に過去問を取っておきたいという人もいるかもしれませんが、取っておくのは1~2年分にしましょう。過去問は貴重な問題集ですので、できるだけ余裕を持って復習できる時期に取り組むのが良いと思います。惜しみなく過去問を使いましょう。

まとめ

今回は高校化学の勉強法について取り扱いました。

化学は暗記が多い教科ですが、参考書や問題集の解説を読み込むことによって暗記量をある程度抑えることができます。

同じ問題集を何度も繰り返すという意識を持って学習を進めていきましょう。

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