【現役東大生】岡山大安寺中等教育学校の合格体験記

中学受験

こんにちは!東大生ブロガーのこくれんです!

今回は僕が(数年前に)合格した岡山大安寺中等教育学校の受験についてのお話をしようと思います。

こんな人におすすめ
  • 中学受験をしようと考えている小学生の方
  • 中学受験を検討している保護者の方
  • 中学受験について知りたい方

そもそも中等教育学校って何?という人は次の記事をお読みください!
中等教育学校ってどんなところ?中高一貫校との違いは?

親の声で中学受験へ

僕は小学校低学年の時から、勉強が比較的得意な部類でした。といっても、小学生程度の内容なので、今思うとどうといったことはないのですが、当時の僕は勉強、特に算数が得意だと自信を持っていました。

算数のテストでは絶対に満点を取るぞ、という気持ちで取り組み、何回も見直しをして満点を取るようにしていました。授業中の算数プリントも、誰よりも早く解いてやると息巻いて、クラスメイトと不毛な競争をしていました。

そんなこんなで、どうやら勉強が得意らしいということがわかった僕の両親は、小学4年生だった僕に次のような提案をしました。

「大安寺の受験をしてみない?」

この一言で、僕の意識はかなり大きく変わりました。それまでは地元の中学校に進学するものとばかり思っていたからです。なるほど、中学受験という選択肢もあるんだと気づいて、中学受験に興味を持つようになりました。合格後に同級生と話していると、やはり中学受験において親の影響はかなり大きいのだと感じました。

志望校だった岡山大安寺中等教育学校は、倉敷天城中学校、操山中学校と並んで、当時では県内に三つしかなかった県立中高一貫校の一つでした。父親が通っていたこともあり、ぜひ通いたいと思うようになりました。また、受かったらスマホを買ってあげると言われて、まんまと釣られてしまいました笑

中学受験を提案されてから、地元の中学校に通うことに抵抗感を覚え始め、岡山中学校を併願校として受験することも決めました。岡中を選んだ理由は、大安寺と同じような受験形式だったため、専用の対策が必要なかったからです。

個別指導塾に通うことに

さて、親からの影響で中学受験を決意したわけですが、受験をするにあたって、対策の仕方に困りました。当時は今ほどインターネットやYouTubeなどで情報発信している人が少なかったこともあり、とりあえず中学受験対策にも対応している大手の個別指導塾にお世話になることとなりました。

小学4、5年生のとき

小学4年生のときは週に1回80分の授業を受けていて、5年生では週に2回受講していました。それに加えて、夏休みや冬休みは特別講習を受けていたため、小学生ながらかなり忙しかった記憶があります。個別指導で塾の費用もかなり高かったため、今思うと、親には非常にお世話になったなと思います。

それまでに他の塾に通ったことはあったものの、個別指導の塾は初めてでした。そのため、初めての体験授業ではとても緊張した記憶があります。

学校から直接歩いて通える距離だったので、放課後に歩いて塾に通っていました。家と反対の方向だったので、いつもとは違う人と一緒に帰ることができて、それも楽しみの一つでした。帰る時は、仕事終わりの親が車で迎えにきてくれました。

さて、具体的に何をしていたかというと、5年生の途中頃までは系列の塾で使用されている一般的な教材で、国語と算数を習っていました。教材の内容は基本問題が多く、思考力を必要とする問題がたまに含まれていたかな、という感じでした。といっても、小学生にとって受験対策なんてものは全くわからなかったため、意識としては、出された問題を解いていたような感覚でした。

今振り返ってみると、5年生までの授業で一番良かったものは国語の授業です。この時期に国語の授業を取っておいたことで、基本的な日本語能力学習能力が上がったのではないかと思います。日本人だから国語の勉強なんて必要ないとおろそかにしていたら、全ての教科の成績が今より落ちていたかもしれません。

このときまでは、実際の入試形式での対策というよりは、入試に立ち向かうための基礎学力を身につけていました。ここで焦らずに知識を培っておいたおかげで、スムーズに受験対策ができたのだと思います。

当時の僕は宿題という存在が大嫌いで、夏休みの宿題などは最後の1日に片付けてしまうようなタイプでした(大学になってもその性格は治ってませんが)。しかし、学校から直接通って授業が始まるまでの時間で自習をするというルーティーンが出来上がっていたため、塾の宿題はそこまで苦に感じませんでした。

小学6年生のとき

小学6年生になり受験対策が本格的になってからは指導科目に理科と社会が追加されました。大安寺を含め岡山の県立中高一貫校は、算数、理科の複合問題である「適性検査Ⅰ」と国語、社会の複合問題である「適性検査Ⅱ」の二つのテストの合計点で合否が決まります。そのため、塾で習っていた科目は6年生から名目上「適Ⅰ」と「適Ⅱ」という表記になりました。今思うとなかなかイカつい名称ですが、指導科目の名前が変わったことで、本格的に受験を意識するようになっていました。

理科や社会の内容も基本的なところを抑えてから、応用問題に進むといった形式でした。中学受験において、理科や社会の範囲はそこまで広くなかったため、何度も問題を解いていくうちにかなり定着させることができました。

小学6年生の1年間で取り組んだ分量は、中学受験対策用の特別教材を2周、夏期講習用のテキストを1周、志望校の過去問を10年分程度でした。これだけやっておくと、基本は十分に定着していて、模試でも良い成績を収めることができていました。

使っていた過去問は上記のようなものでした。毎年新しいものが出るので、受験年度に買うのが一般的です。大体過去7年分が載っているので、8年以上前の過去問をストックしておくために、早い段階から買っておくのも良いと思います。直前だと売り切れてしまうため、早めに買っておくと確実に入手できます。

中学受験は、出題範囲が狭いために、何度も演習してパターンを定着させておくのが大事だと思います。小学生の段階で思考の型を身につけておくことは大学受験においても役に立ちます。僕は、1回目で解けなかった問題が繰り返していくうちに解けるようになるのが楽しかったので諦めずに続けられたのだと思います。

模試については、当時は判定や成績表をあまり気にしておらず、とりあえず受けてみるという気持ちで受けていました。塾の先生や親から言われて模試を受験していたため、受け身な姿勢だったのだと思います。小学生にとってはそれくらいの気持ちの方がかえって良かったのかもしれません。

また、大安寺では面接も課せられていたため、面接の対策も並行して行っていました。ただ、面接はそこまで比重が大きくないと考えていたので、模試があるタイミングなどで不定期的に行っていました。受験本番までには計4、5回程度行ったと記憶しています。きちんと受け答えができていれば面接で落とされることはあまり多くないと思うので、本番に緊張しすぎないことが大事だと思います。

初めての受験

まずは、滑り止めの岡中の受験がありました。初めての受験ということもあり、少し緊張しましたが、落ちることはないと思っていたため、気楽に受験できました。

岡中は特待生の制度があり、受験の得点に応じて、S、A、Bの三段階の特待が用意されています。余談ですが、特待って漢字のつくりが同じで面白いですね。大安寺に合格する基準として、岡中で特待が取れるくらいと塾の先生に言われていたため、特待が取れるかどうかでドキドキしていました。

結果は合格で、B特待だったことを覚えています。

AやSの特待が取れなかったことは悔しかったですが、ひとまず合格を勝ち取ることができたため、一安心しました。一つの学校から合格をもらえたという経験や、受験に参加したという経験は、大安寺の本番でも心理的に大きい要素だったと思います。

大安寺の本番

受験本番は模試と同じだと考えて、2回目の受験ということもありあまり緊張せずに望めたので気持ちは楽でした。大安寺にも、オープンスクールの際に足を運んでいたため、安心して受験会場に向かうことができました。どのような環境で受験することになるかを想定しておくと、必要以上に緊張することがなくなると思います。

また、机や椅子は大安寺で普段使われているものなので、6年間過ごしてきた僕はよくわかっているのですが、一定の割合でガタガタするものがあります。もちろん、ひどいものは事前のチェックで取り除いているのですが、個体差はあるので気を付けておいた方が良いかもしれません。これは多くの学校で共通している現象ではないかと思います。僕の場合はそこまで酷い机ではありませんでした。

教室の環境については、暖房が効きやすい場所と効きにくい場所があるため、暑すぎたり寒すぎたりしないように準備をしっかりしておいた方が良いと思います。

会場では、事前に同じ小学校から受験すると聞いていた人以外の人も見かけたりしたため、高倍率になるのはそういう理由があるのかもしれません。知り合いがいて緊張がほぐれたことも良かったと思います。

適性検査、面接を終えて、手応えは正直よくわかりませんでした。全然わからなかったこともなかったですが、とても自信があったわけではありませんでした。まず岡中から合格をもらえていたため、そこまで不安感はありませんでした。

数日後、大安寺から封筒が届きました。思ったより薄かったため、不合格かと思いきや
合格

大安寺は掲示板を見る形式ではないですが……

とても嬉しかったし、両親もとても喜んでいたため、4年生から頑張ってきて本当に良かったと思いました。小学校の担任の先生にも報告し、祝っていただけました。

まとめ

今回は僕の大安寺の受験についての体験記を書きました。小学生は自分で考える力が未熟であるため、大学受験よりも周りに頼ることが多かったなと改めて感じました。これから大安寺を受験しようと考えている人や、受験させたい保護者様にとってこの記事がお役に立ったならば嬉しい限りです。

大安寺合格後、東大推薦入試合格に至るまでの経緯が気になる人は以下の記事をチェック!
【推薦入試】東大に推薦入試で受かった話

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