予選通過者が語る化学グランプリに絶対出るべき理由

大学受験

こんにちは!東大生ブロガーのこくれんです。

みなさんは化学グランプリというものをご存知でしょうか?今回は、化学グランプリがどういうものか、なぜ出場したほうがいいのか、ということについてまとめてみました。

こんな人におすすめ
  • 化学が好きな人
  • これから化学を勉強したいと思っている人
  • 将来的に大学の推薦入試を視野に入れている人

※以下は主に2019年度以前の開催情報に基づいています。新型コロナウイルスの影響による変更点は最後にまとめてあります。

化学グランプリとは

化学グランプリとは1999年から始まったコンテストで、毎年海の日(7月の第3月曜日)に一次選考が開催されています。

対象年齢は高校生以下の全員で、参加費用は無料です。

一次選考の成績優秀者約80名が二次選考の出場権を得ます。

参加会場については、一次選考では各都道府県ごとに会場が用意されています(2020、2021年度はリモート開催)。

二次選考の会場は一箇所に集まって合宿形式で実験に参加します。(2020年度はリモート開催)会場までの交通費は全額支給されます。

総合成績上位五名が大賞となり、以下金賞、銀賞、銅賞の順に賞がもらえます。化学グランプリは二次選考の参加者全員が銅賞以上を必ず受賞できるようになっています。

僕は銅賞だったので二次に進んだ人の中では下の方の成績ということになります……

また、この総合成績を基準に中学3年生、高校1年生、高校2年生の約20名国際化学オリンピックの代表候補生に選出されます。代表候補に選ばれた生徒は研修などを経て4名に絞られ、この4名が日本代表として国際化学オリンピックに出場することとなります。

Twitterなどでは、Japan Chemistry Olympiad の頭文字をとって「JChO」や、化学グランプリの略称の化グラから転じて「神楽」などと呼ばれたりしています。また、国際化学オリンピックについてはInrernational Chemistry Olympiadの頭文字から「IChO」と呼ばれることもあります。過去の受賞者について知りたければ、Twitterのbioにこのような記述がある方を参考にすると良いでしょう。

化学グランプリの魅力

化学の知見が深まる

化学グランプリの問題はよく作り込まれているため、高校の知識と大学の知識の橋渡しとなるような問題や、高校化学を実生活に応用した問題などがたくさんあります。

こういった問題を解いたり、解説を読んだりするだけでも化学に対する見方が変わる可能性があります。

高校化学は暗記事項が多くて楽しくないという人にとっては新たな視点を獲得できるチャンスになるかもしれません。

また、二次選考で自分より遥かに深い化学の知識を持つ人と交流すると、かなり強い刺激を受けられて学習のモチベーションが高まります。

交友関係が広まる

都道府県によっては化学グランプリの対策セミナーを大学が行ってくれるところもあります。そういったセミナーや化学グランプリで顔見知りになった人はきっと化学が好きなはずです。

同じ学校からの出場者であれば一緒に対策をしてみるなど、より親しくなるチャンスと言えるでしょう。

一次選考ではなかなか他校の人と話すのは難しいかと思いますが、二次選考以降では参加者と話ができる機会がたくさんあります。

他校の化学好きな人たちと仲良くなると他校の生徒の化学の学習環境がわかったり、大学以降での幅広い交友関係に繋がったりして、化学好きのコミュニティに参加できるという大きなメリットがあります。

筆者は二次選考で同じ部屋だった人と東大で再開しました。また、東大のクラスメイトで実は同じ会場で二次試験を受けていたと後から分かった人もいたため、その後東大や京大などの難関大学に進学した人も多いのだと思います。

大学の推薦に使える

化学グランプリ・国際化学オリンピックの出場経験は大学の推薦入試、AO入試に利用できる可能性があります。詳しくは自分が志望している大学の推薦入試、AO入試の募集要項を参照してみてください。

仮に大学の推薦入試、AO入試に直接使えなかったとしても、先述の通り化学の学習に対する効果は高いため、一般入試でも役立つことでしょう。

ちなみに僕は化学グランプリの経験を活かして東大の推薦入試に合格することができました。その辺りの経緯について知りたい方は次の記事を読んでみてください!
【現役合格】東大に推薦入試で受かった話

小旅行できる

これは二次選考以降に進めた人の話になるのですが、開催地が自分の出身地でなければ、その土地に旅行ができます。大学のキャンパスが開催地となることが多いですが、その開催地は年によって変わります。

二次選考出場者は自宅から会場までの往復分の旅費交通費、宿泊費、飲食費が支給されます。タダ旅行です

さらに国際大会の代表メンバーになれたら海外旅行です。夢があると思いませんか?

これに関しては半ば冗談のようなものでしたが、動機はなんであれ、化学グランプリに参加して化学を勉強しようという気になれば儲けものです。

対策方法

化学グランプリの対策方法について知りたい!という方は次の記事を参考にしてください!
予選通過者が語る!化学グランプリの対策方法

新型コロナウイルスによる変更点

2020年度以降は新型コロナウイルスの影響により、実施形態や出題内容に少し変更があります。

一次選考

一次選考は例年各都道府県ごとに会場が設置されていましたが、新型コロナウイルス対策で、各参加者の自宅でのオンライン試験となりました。

オンライン試験とは、性善説に基づく試験ですので、参加される方はフェアプレーを心がけましょう。

部屋の化学に関連するものは目の届かないところに置くなどの処置を講じる必要があります。

部屋に化学関連のものがありすぎて隠しきれないという化学オタクはもう多分一次選考突破できるんじゃないかと思います。一応隠しておきましょう。

出題内容については例年と大差がないように感じられます。

二次選考

二次選考もリモート開催となりました。一箇所に集まっての実験ができないため、実験を想定した筆記問題が用意されています。実際の問題には以下のように書かれていました。

今年度は実際に実験することはできませんが、想像力をはたらかせて「頭の中で実験をして」ください。

化学グランプリ 2020 ニ次選考問題

実験ができないとはいえ、実験をもとにした問題であることに変わりはないため、実験器具や実験手順などの勉強はしておきましょう。

化学グランプリに参加してみよう!

今回の記事では化学グランプリについてまとめてみました。化学グランプリへの参加はメリットしかないため、少しでも興味を持ったら学年関係なく参加してみましょう。

僕が初めて参加したのは高校一年生のときで、そのときは全く手応えがありませんでしたが、高校二年生の際に参加したときには二次選考に進むことができました。

まずは挑戦してみると、結果がどうであってもそこで得たものは次にいきるはずです。

参加する際は、一人で参加するのも心細いので周りの人も巻き込んで、ゆくゆくはあなたの学校を化学グランプリ常連校にしてみてください!

最後まで読んでいただきありがとうございます。

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