【難関志望】共通テスト地理で理系が9割を達成した勉強法

大学受験

みなさんこんにちは!東大生ブロガーのこくれんです。

今回は令和二年度共通テストで地理91点を獲得した僕が実際にやっていた地理の学習法について紹介していきたいと思います。

僕が受験した共通テストの他教科も含めた感想や得点は以下の記事で紹介しています!こちらも合わせてご一読ください!

高得点を取る心構え

基本的に、地理の問題は既存の知識またはその知識からの類推で解きます。全ての問題をこのいずれかの方法で解くこととなります。正答率が高い問題は知識をそのまま書くだけで正解できますが、難問になればなるほど類推の力が必要となってきます。

この類推の要素が強いため、地理で100点近い得点を取ることは難しいです。また同様に、類推で解ける問題が多いということはあまり勉強をしなくてもある程度の得点が見込めるということでもありますが、高得点を取るためにはやはり適切な方法で勉強をする必要があります。

共通テストについて

センター試験から共通テストになったことによる地理での変更点は主に2つです

問題数の減少

共通テストではセンター試験と比べて問題数が3~5問程度少ないです。実際に令和2年度、平成31年度のセンター試験本試験では両方とも35問の出題がありましたが、令和3年度共通テストにおいては、本試験で32問、追試で30問の出題がありました。

ここから言えることは、配点が大きい問題が増えているということです。だからといって受験生がやることは問題を解き続けることだけなのですが、当然一問あたりの労力も増加しています。

図表の読み取りの増加

共通テストの地理ではセンター試験と比べて図表の読み取りが増加しました。中には複数の資料から情報を持ってくるような問題もあって、解くのに時間がかかるものも少なくないです。また、資料内の情報も全て活用するわけではなく、資料の特徴を見抜く力が必要であるため、資料の読み方を練習する必要があります。

少し考えて難しそうだと思ったら後回しにするのもありだと思います。ただしその際にマークミスをしないように気をつけましょう。

まずはインプット

高校で学習する地理は系統地理地誌の二つに大別することができます。

系統地理

系統地理とは、地形や天候、産業などについての一般則を学習する単元です。例えば、「稲作をするためには一定以上の降水量が必要である」ということや、「標高が高いところでは気温が低い」ということなど、具体的な場所に関係なく学習していきます。

もちろん、世界にはそのような条件を満たす土地がどこかにあるはずなので、具体的な場所を参照してイメージを持ちながら学習することも多いに効果があると思います。

系統地理をインプットするコツはケッペンの気候区分と大地形を第一に押さえることです。

天候や産業は気候区分や地形と関連づけることでただの暗記にならずに定着しやすくなります。ざっくりこのあたりがこの気候、というところから覚えていって、際どいところは徐々に定着させていけば良いと思います。

地誌

地誌とは、産業や文化、社会構造などについて地域ごとに学習していく分野です。先程の例と比較すると、「東南アジアでは稲作が盛んである」ということや、「ラパス(ボリビアの首都)は低緯度だが標高が高いため比較的冷涼である」ということを学習することになります。

いままで系統地理で習ったことを実際の地域に当てはめて考えるという感じですね。

地誌の学習のコツはズバリ、系統地理の復習として考えることです。地誌で新たに学習することはそこまで多くなく、産業や地形についてはすでに系統地理で既習の部分がかなりあります。そのため、地誌の学習自体を系統地理の復習と捉えて、今までの知識を整理するという姿勢で取り組むことで学習を進めやすくなります。

また、このことに加えて、各地の文化や宗教などについて系統地理で十分に扱ってこなかった場合は、それぞれ押さえておく必要があります。特に、イスラム教のシーア派やスンニ派など、日本人にとって馴染みの薄いものは重点的に勉強しておきましょう。

おまけ:統計の暗記

実際に問題を解いていく上で、統計の穴埋めなどが出題されることがあります。これについて、出題意図は統計を推測して答えさせることなのですが、そもそもこの統計自体を知っていれば考える必要なく問題を解くことができます。

そこで、よく出題される統計については暗記をしておくことをお勧めします。具体例は、GDP、畜産物、水産物、農産物の生産量や日本への輸入量があげられます。ただし、年度によって多少のばらつきがあるため、順位をそのまま暗記することに意味はありません。あくまで、アジア諸国に多いといった全体の傾向や、モーリタニアが上位にきやすいといった特徴的な国について暗記しておくことをおすすめします。

白地図でアウトプット

前項で、系統地理や地誌のインプットの方法について触れました。この項ではそのインプットした知識をいかに定着させていくかということを解説していこうと思います。

見出しにもある通り、その方法とは白地図を使うことです。

白地図は、以下のサイトから無料でダウンロードすることができます。
世界地図の白地図を無料ダウンロード

白地図の使い方は簡単です。一枚の白地図を用意して、気候区分で塗り分けたり、地形を直接書き込んだりするだけです。教科書や資料集に単元ごとでまとめてあるものを、自分の手で一から再現してみることで、本当に自分がその内容を理解しているかを確かめることができます。

この際に教科書や資料集はできるだけ見ずにできるとなお良いです。初めは一つの単元や、一つの地域に絞ってやるのが良いと思いますが、何度も繰り返して何も見ずに情報を世界地図に埋め込めるようにしていきましょう。アウトプットのコツは、自分が先生だったらどういう説明をするかを考えることです。板書をまとめるような感覚で、どこが大事かを確認しながらまとめていきましょう。

このときに、全然埋められなかった地域やよくわからない単語があったときには教科書や資料集に戻って読み直しましょう。

ここまでの流れを漢字練習のように繰り返して行うことで知識が場所と関連づけて覚えることができます。記憶は引き出しとなるフックが多ければ多いほど忘れにくいため、一つの知識について、場所や関連する別の事項をできるだけ繋げながら覚えていくようにしましょう。

問題演習の方法

この項では過去問演習など、実際に問題を解くときに気をつける方法や復習の方法についてまとめていきます。

解くときに気をつけること

問題を解く際に気をつけることは、どこの部分を根拠にしたかを明確にすることです。例えば統計資料から国名を予測する問題では、その国名だと考えられる部分に印をつけましょう。

地理では、与えられた統計や資料の全てを利用する必要はありません。それらの資料の中から特徴ある部分を見つけ出して既存の知識と繋げることで正解を導いていきます。したがって、どの部分を解答の根拠としたかを明確にすることで見直しや復習の効率が格段に上がります。文章の資料であっても該当部分に線を引くなどして、どこの部分を使ったかがわかるようにしておきましょう。

復習の方法

僕が実践していた復習の方法はシンプルです。

まず、答え合わせをしたのちに、間違っていた問題については先述の解答の根拠となる部分と、解説を比較してなぜ間違えたかを明らかにします。そののち、間違いの原因となった事項を赤色のペンでメモをしておきます。解説を納得できるまで読み込んで、理解できなかったところは他の人に質問をします。

次に、解答を読んで新しくわかったことや、知らなかった知識があれば、青色のペンでメモをとったり線を引いたりします。例えば、正解したけど他の根拠でも正解が導けるという場合もこの部分に含まれます。

この二色を使い分けることで、赤い部分はどこを復習すべきかの目安になり、青い部分は新たに得点源となりうる知識の目安となります。同じ問題を二周以上するときも同様にやっていました。僕はこの一連の流れを繰り返すことで少しづつ点数を上げていくことができました。

問題の選び方

共通テスト対策として一番有用なものはダントツで過去問です。

過去問は以下のサイトなどからダウンロードすることができます。
大学入試センター
たつじん地理

地理については、共通テストで多少の変更はあったものの、センターの過去問はかなり有用です。僕は直前期に追試験も含めてかなりの年数の過去問をこなしました。過去問を温存しておきたいという場合は各種予備校の模試の過去問を利用しても良いと思います。

先にも紹介していますが、たつじん地理さんのサイトはセンター過去問の解説が非常に詳しく掲載されていて、受験期に大変お世話になりました。こちらの方の解説はかなり古い年度のものも含まれているため、莫大な演習量を確保することができます。過去問演習をする際はこの方の解説を参照することをお勧めします。

過去問演習の注意点

過去問演習の注意点として、統計が更新されるということがあります。つまり、あまり古い年度の問題は、その当時から様子が変わっている可能性があるということです。そのため、10年以上前の問題を解く時などは、今現在の統計を調べておく必要があります。

といっても、全く無駄というわけではありません。当時の統計と現在の統計を比較することも新たな学びや発見のもととなりますし、地形や気候の分野は何年前に遡っても全く問題がありません。少し注意すれば問題演習の対象が広がるため、この注意点を意識しておきましょう。

まとめ

今回は共通テスト地理の対策方法についてまとめました。共通テストの地理で高得点を安定させることは簡単ではないですが、正しい練習を積むことで成績は上げることが可能です。演習を通して地理の考え方を身につけることで一気に得点が上昇する科目でもあるため、今回紹介した方法を参考にして勉強してみてください。みなさんが共通テスト本番で成功することを祈っております。

最後まで読んでいただきありがとうございます!

Twitterでも情報を発信しておりますのでフォローや拡散をしていただけると大変嬉しいです!

タイトルとURLをコピーしました