東大推薦と一般入試、どっちが難しい?合格者が徹底比較してみた

大学受験

こんにちは!東大生ブロガーのこくれんです。

今回の記事では、東大の推薦入試と一般入試ではどちらが難しいのかについてご紹介します!

そもそも東大の推薦入試って何?っていう人は次の記事をチェックしてみてください!
東大推薦って何?現役合格者が解説してみた

この記事を読むことで次のような疑問が解決されます!
  • 東大の推薦ってどれくらい難しい?
  • 推薦入試と一般入試、どっちを受けるべき?
  • 一般入試の難易度は?

また、僕の東大推薦合格体験記が気になる人は次の記事をチェックしてみてください!
【推薦入試】東大に推薦入試で受かった話

今回の記事では、倍率試験内容対策の難易度という三つの観点から比較していこうと思います。

ちなみに僕のYouTubeチャンネルでも同じような内容を説明してるので、動画の方がいいという人はこちらから見てみてください。

倍率で比べると……

まず、受験生なら誰でも気になるのが倍率です。河合塾が運営しているサイトによると、一般入試において、2021年度の倍率は3.0倍でした。他の年を見てみても基本的には3.0倍前後に落ち着いています。

その一方で、推薦入試の倍率はどうなっているのでしょうか。先の河合塾のサイトのようにわかりやすくまとまっている資料がなかったので、東大公式サイトからの情報をもとに計算してみました。

2019年度については志願者数が185名で合格者66名なので倍率2.8倍、2020年度については志願者数が173名で合格者73名なので倍率2.4倍、僕が受験した年度である2021年度については志願者数が267名で合格者92名なので倍率2.9倍、2022年度については志願者数が240名で合格者数が88名なので倍率2.7倍となっています。

ちなみに2021年度から志願者数が急増したのは、出願の制度が変わって同じ学校から出願できる生徒数が増えたからです。

これらを比較してわかることは、例年、一般入試よりも推薦入試の方が倍率が低いということです。ただし、推薦入試では学部ごとに受験内容が異なり、例えば2022年度推薦入試の文学部では、志願者数17名に対して合格者8名であり、倍率は2.1倍となっています。そのため、学部によってはさらに倍率が低くなる可能性があります。逆に、2022年度医学部総合健康科学科では倍率が4.0倍であるなど、高倍率の学部も存在します。

これらを踏まえると、一般的には推薦入試の方が倍率が低いが、学部ごとに細かくみると推薦入試の方が倍率が高くなる場合があるということが言えます。したがって、倍率を重視する場合は自分が出願したい学部や学科を検討して比較する必要があると言えます。また、この倍率は志願者数が数人増えるだけで大幅に変化するため、数学オリンピック日本代表などの顕著な実績を持った人の動向を観察しておくのも良いかもしれません(あまりお勧めはしませんが)。

試験内容で比べると……

一般入試の場合、合否を分ける試験は大きく二つあります。それは共通テストと二次試験です。推薦入試の場合も共通テストが課されていることは同じなのですが、それに加えて書類審査と面接の計三つの審査で合否が決まります。出願する学部によっては小論文がある場合もあります。

僕が受けた共通テストに関する内容は次の記事からチェックしてみてください!
【東大現役合格】令和二年度第一回共通テスト受験時の得点・感想

面接や書類審査の詳細については募集要項を確認してみてください。本記事では簡潔にまとめようと思います。

まず、提出書類について、全学部で共通しているのは、志願書です。この志願書は氏名や経歴を記載するだけでなく、学部に応じて400~1000字程度で自分の考えを添えることが課せられているものもあります。また、それに加えて、各種コンテストなどの賞状や、新聞記事などの資料を添付することも求められます。ここで自分の経歴や思考力をうまくアピールできなければ面接すら迎えることができないというわけです。

僕の場合は化学グランプリのことや、日本数学A-lympiadという大会についてのことを実績としてまとめました。

化学グランプリに興味がある人は次の記事を読んでみましょう!
中高生必見!予選通過者が語る化学グランプリに出るべき理由と対策法

また、二次選考については、自分が行ってきた活動に関連する分野の知識や、体験から学んだことが面接で聞かれるということは概ね共通していますが、それに加えてポスターでのプレゼンや、グループディスカッションなどが課せられている学部もあります。ここでは多角的なコミュニケーション能力や協調性が求められます。

僕が出願した工学部では45分程度の面接以外に課されたものはなかったため、比較的二次選考は軽い部類だったように思います。ただし、その45分の間に口頭試問の形式で問題が出題されることもあるため、油断はできません。

これらの観点から見ると、試験内容は一般入試と推薦入試では共通テスト以外全く体系が異なるため、一概に比較することは難しいです。強いて比較するとしたら、次の項目で考える「対策の難易度」という観点で比較できる程度かなと思います。

対策の難易度で比べると……

先の項目でご紹介した通り、一般入試と推薦入試では勝手が大きく異なります。そのため、対策の難易度も一概に比較はできないでしょう。しかしここでは、対策の難易度を「対策の方法が確立されているか」という観点で評価したいと思います。ここには対策の方法が確立されているということは、何をしたら良いかが明確であるということであり、対策の難易度がより低いであろう、という仮定を導入しています。

まず、一般入試においては、対策の方法が明確です。基本的なマインドとしては、過去問を解いて、その点数が合格点以上であれば良いわけです。合格点以上の点数を獲得するための方法も、参考書や過去問題集、模試等多岐にわたっていて、むしろどの方法を選べば良いかと悩ましいという点で対策が難しいと言えるかもしれません。また、毎年3000人程度の合格者がいるため、自分の学校の先輩や同じ塾の人を探せば東大合格者が見つかる場合もあるでしょう。 

しかし、推薦入試はそうではありません。まだ推薦入試という制度が誕生してから7年ということもあり、過去問のようなものも少なく、推薦合格者数が最大でも100人であるためそもそも合格者の話を聞けるという機会が多くありません。さらに、もし合格者の話を聞けたとしても、合格基準が明確ではないためにその人の話通りに行動しても合格の可能性が高まるとは言い切れないでしょう。

また、選考内容についても、例えばグループディスカッションなどは、その場で居合わせた人と意見を組み立てる必要があり、これは学校で対策することが難しいと言えます。面接についても、東大の専門家からの鋭い指摘は、学校の先生や塾の先生の対策では及ばない可能性もあります。

以上のような観点から、対策の難易度では推薦入試の方がやや難しいと言えるのではないでしょうか。

まとめ

本記事では東大推薦入試と一般入試について、その難易度を倍率、試験内容、対策の難易度という三つの観点で検討しました。

その結果、倍率から考えるとやや推薦入試の方が入りやすく、試験内容やその難易度という観点から考えるとやや一般入試の方が入りやすいと言えるという結論になりました。従って、トータルで見るとどちらの方が難しいかは決まりきらないということが言えそうです。

ここまで読んでくださった方には歯切れの悪い結論となってしまいましたが、どちらが適しているかは人によって様々であるということです。もし東大推薦入試や一般入試を検討している場合は、どちらがh自分に適しているかを考えて出願しましょう。もちろん両方出願することも可能なので、そのようにしても良いかと思います。

最後まで読んでいただきありがとうございます。

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