東大推薦ってどんな対策が必要?合格者がやったことをまとめてみた

大学受験

こんにちは!東大生ブロガーのこくれんです。

今回は東京大学の推薦入試に現役合格した僕が、受験期に実際に行っていた対策についてまとめてみようと思います!

僕は工学部で合格したため、東大の推薦で他学部を志望している人は参考程度に読んでいただければ幸いです。もちろん、書類審査や面接など多くの学部で共通しているものについても触れているため、他学部の方でも役に立つ内容になっていると思います。

こんな人におすすめ
  • 東大推薦の対策方法が知りたい!
  • 合格者がやっていたことについて知りたい!
  • 推薦の対策はいつからやっていたのか知りたい!

そもそも東大推薦入試って何?っていう人は次の記事を読んでみてください!
東大推薦って何?現役合格者が解説してみた

また、僕の東大推薦合格体験記が気になる方は次の記事からどうぞ!
【推薦入試】東大に推薦入試で受かった話

僕が行っていた対策について、時系列でまとめようと思います。

僕は中学受験をしていたのですが、推薦の対策を行ったのは高校生になってからなので、高校1年生以降のことをまとめておこうと思います。

中学受験については次の記事をチェックしてみてください!
【現役東大生】岡山大安寺中等教育学校の合格体験記

高校1年生のとき

僕は中等教育学校というところに通っていたため、正確には高校1年生ではなく中等4年生なのですが、そんなことは多分誰も気にしてないと思うのでわかりやすいように高校1年生ということにしておきます。

1年生の時は東大推薦というものをあまり意識してはいませんでしたが、この時から東大志望ではあったので、普通に勉強はしていました。学校の企画で東大の五月祭に行ったり、東大に合格した先輩の話を聞いたりするイベントがあったため、それに参加してから少し東大への意識が固まってきたかなというくらいでした。

東大推薦入試に関わるような大きなイベントとしては、初めて化学グランプリや科学の甲子園の岡山県予選に出場したこと、日本数学A-lympiadという大会に出場したことが挙げられます。

このうち、A-lympiadについては優秀賞をいただいて、オランダで行われる世界大会に出場することができました。当時の僕にとってはあまりに衝撃的で、出発の前日まで壮大なドッキリなのではないかと思ったほどです。

この世界大会の出場をきっかけに当時の担任の先生から東大推薦という単語を出していただきました。そこから、東大に推薦入試で合格することを視野に入れるようになりました。

高校2年生のとき

東大推薦入試に合格した人の情報を集めていると、何やら実績がめちゃくちゃ大事そうだということに気づいて(今思うとそこまで大事でもないと思うのですが)いろんなコンテストや大会に出場してみることを決意しました。もし結果が伴わなくても、大会に向けて準備をする過程で勉強したことは必ず役に立つだろうとは思っていました。

結果としては、化学グランプリや部活動の将棋部での全国大会出場、科学の甲子園全国大会出場など、さまざまな大会やコンテストで結果を残すことができました。当時の僕は塾などに通っておらず時間もある程度確保できたため、次の大会に向けてその教科を集中的に勉強するということを大会のたびに繰り返していました。

化学グランプリのあたりで少しかじった大学範囲の化学については、そのまま東大推薦入試に直結したので、ここで大学受験以外の視点で勉強をすることができたのは良かったと思います。

高校3年生のとき

高校2年生までは東大の推薦をあまり意識しすぎることなくコンテスト等に参加して、結果的に実績が増えていったという感じでした。一方、3年生になってからは、推薦入試が間近に迫っていたということもあり、面接や書類作成などの直接的な対策に時間を割くようになりました。

また、Twitterで推薦入試に合格した先輩をみつけたので、コンタクトを取って相談に乗ってもらうことができ、この先輩には大変お世話になりました。身近にそういった方がいらっしゃれば声をかけてみるのが良いでしょう。周りにいなければTwitterとかで僕にでも話しかけてみてください。

出願書類作成(一次選考)

9月ごろになり、学校の体育祭や文化祭が終わってから推薦出願書類の作成が始まりました。工学部では、志願書に志望理由と工学部で学びたいことをそれぞれ400字くらいで書かなければならず、高校時代の活動についての書類も作成しなければならなかったため、それらの書類を書いて先生に添削してもらっていました。

学生時代に行ったことについては自分がやったことをまとめるだけなのであまり苦戦はしませんでした。実績としてこの書類に乗せたものは以下の通りです。
化学グランプリ銅賞の賞状
日本数学A-lympiad優秀賞の賞状
Math A-lympiadの参加証
科学の甲子園県予選優勝の賞状
科学の甲子園本戦出場証(コロナのため本選はありませんでしたが)
岡山県物理コンテスト銀賞の賞状
岡山県将棋大会団体戦優勝の賞状
将棋全国大会で棋譜が掲載された新聞記事

将棋などはあまり直接合格の要因になったとは言えないと思いますが、部活で頑張ったこととして、出してマイナスになることはないと思って添付していました。のちの成績開示で書類審査の評価はAだったため、このくらいで実績としては十分ということだと思います。

逆に、苦戦したのは志願書の作成です。なぜかというと、当時の僕は大学で勉強したいことが明確に定まっていなかったからです。理系で東大推薦入試に出願する人は「高校時代の研究を実績にした人」と「科学系のコンテストを実績にした人」で大きく分かれます(両方兼ね備えてるつよつよさんもいらっしゃいますが)。

前者に該当する人は高校時代の研究に関連する分野を勉強したいということで整合性高く書類をまとめることができます。一方、後者に該当する人(すなわち僕)は、研究したい分野が定まっていなかったり、ある分野の研究をしたいという理由に学生時代の行動との整合性を見つけることが難しかったりします。

化学の中でもどんな分野を勉強していきたいのかを明確にするため、僕の場合は東大工学部の情報誌や論文を読み漁って、その中でひかれたものにしようと考えました。情報誌を読んで、興味を持ったのは有機金属構造体(MOF)と、ナノテクノロジーの記事でした。さらに両者について調べてみて、MOFが面白そうだと思ったのでMOFを勉強することに決めました。

そうと決まればあとは早くて、MOFのどのようなことを研究していきたいのか、なぜMOFを研究したいのかといったことについて志願書にまとめていきました。ここがあやふやだと思いが伝わらないので、熱意がしっかり伝わるくらい勉強しておきましょう。

面接(二次選考)

上記のような方法でなんとか書類審査は通ったわけですが、書類審査はまだまだ序の口。本番は面接です。

事前に調べていると、自分が研究したい分野については大学レベルの知識が面接で問われることがあるという情報が得られたので、大学範囲の化学を勉強したり、MOFについてのことが詳しく書いてある本を図書館で借りて読み込んだりしました。

このような専門の知識については学校の先生と相談しながら勉強していくのが良いと思います。面接対策をしてくれる塾であっても、専門知識が問われるとなると話が違ってくるからです。もちろん、専門知識以外の志望理由や作法については身につくと思うので、そのような塾等を利用する意味はあると思います。

工学部の面接ではホワイトボードが用意されているため、ホワイトボードや黒板を使って図説する練習をしておくと良いと思います。ホワイトボードに何か書いておくと、面接の時間が終了して退出した後も文字や図が残るため、自分が言ったことを先生の印象に残しやすいのではないかと思います。面接中も、最後に何もないよりはマシな気がするので、なにか書き残したいと意識していました。

また、専門知識以外のところでは、言葉遣いや作法について先生に指導していただきました。当日の雰囲気から考えるとあまりこのあたりは重視されていないような気がしますが、ちゃんとしておくに越したことはありません。何度か面接の練習をしていただいて、慣れていきました。

まとめると、専門知識の勉強と並行して作法を練習するといった感じでした。面接の練習は何回やっても課題が見つかると思うので、できるだけいろいろな先生に、何度も練習してもらうのが良いと思います。いろんな先生と喋っていると、自分が東大の推薦を受験するんだという意識が明確になり、対策へのモチベーションも上がっていくような気がします。

ちなみに、僕は推薦入試の直前くらいまで学校外での勉強を推薦対策に全振りしていたため、1月くらいにまわりの点数が伸びてきてめちゃくちゃ焦りました。推薦対策も大事ですが、二次試験や共通テスト対策にもそこそこ時間を割いた方が精神衛生上は良い気がします。

まとめ

今回の記事では僕が実際に行っていた東大推薦入試の対策についてご紹介しました。東大に限らず、多くの推薦入試で言えることは、「王道の対策が存在しない」ということだと思います。

一般入試では合格点以上を取れば問答無用で合格なのに対し、推薦入試については明確な基準が存在しない場合が多いです。そのため、自分が高校時代に行ったことについて向き合い、どのように表現するか考える必要があります。

これらの対策は1人で行うことが難しい部分もあるため、推薦を受けようと思ったら早めに学校の先生に相談して、面接の指導や言語化のお手伝いをしてもらうのが良いと思います。書類作成や面接では、他人からの添削や指摘が一番の対策になるので、この記事や他の情報源を絶対視しすぎず、自分で動いてみることが大事です。

最後まで読んでいただきありがとうございます。

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