こんにちは!東大生ブロガーのこくれんです。
早速ですが、みなさんは中等教育学校というものをご存知でしょうか?「中高一貫校と一緒じゃないの?」と思っている方も多いと思います。
そんな方に向けて、岡山大安寺中等教育学校という学校を卒業した僕が中等教育学校について、ご紹介していきます!
僕の中学受験記について気になる方は次の記事からどうぞ!
》【現役東大生】岡山大安寺中等教育学校の合格体験記
そもそも……
そもそも、中高一貫校とはどのような学校なのでしょうか。
学校教育法が1998年に改正されてから、中高一貫校は法制上、次の4種類に大別されています。
- 中等教育学校
- 併設型中高一貫教育校
- 連携型中高一貫教育校
- 中高一貫教育制度に基づかない中高一貫校
それぞれの詳細については文部科学省のホームページに記載されている中高一貫教育の概要をご参照ください。
すなわち、これらを全てまとめて中高一貫校と呼んでいるわけです。しかし、多くの人は中等教育学校というものにまだあまり馴染みがないため、他の中高一貫校とは違ったように感じられるということでしょう。
(ちなみに僕も、小学6年生になるまでこれらの違いをよくわかっていませんでした。そんな状態でよく受験したなと思います……)
では、次の項目から中等教育学校の特徴についてご紹介します。なお、本記事では簡単のために「中等教育学校以外の中高一貫校」を「中高一貫校」と表記することにします。
学年の数え方
まずは学年の数え方が違います。
中等教育学校以外の中高一貫校では形式上中学校と高校で分かれているため、中学1年、中学2年、中学3年、高校1年、高校2年、高校3年というように数えます。
一方、中等教育学校では中学校と高校に相当する学年が連続しています。すなわち、高校1年生に相当する学年は中等4年生になります。知らない人にはこれを説明しないと、中学校で留年したみたいに思われてしまいます。
高校生対象の大会やコンテスト等でも、学校名は高校ではなく中等教育学校と表記され、学年も4年生や5年生などと表されています。高専の4年生は大学1年生に相当するため、このあたりがややこしいところだと思います。
高校からの編入がない
次に、基本的に高校からの編入がないことが挙げられます。こちらについては、桜蔭や栄光などの中高一貫校でも編入がないことが知られているため、中等教育学校だけの特徴とは言えないでしょう。
高校からの編入がない一方で、高校からは他の学校に転校するといった生徒も一定数は存在するため、入学時の生徒数よりも卒業時の生徒数は減少する傾向にあります。
また、6年間をずっと同じメンバーで過ごすため、他の学校と比べて生徒同士の仲は良くなりやすいと思います。僕やその周りでも、他の大学に進学しても交友を保っているという人はたくさんいます。
一方で、苦手な生徒とも6年間同じ学校にいなければならないため、交友関係でトラブルを抱えてしまい、それを引きずってしまうというケースも一定数あり得ると思います。
中学校の卒業式や高校の入学式がない
途中の卒業式や入学式がないということも中等教育学校の大きな特徴です。先でご紹介したように、中等教育学校では中学に相当する課程(前期課程)と高校に相当する課程(後期課程)が連続しているため、卒業や入学といった区切りがありません。
僕が通っていた岡山大安寺では、前期課程修了式というものがあり、これが一応中学校の卒業式みたいな感じでした。式典の終了後には写真を撮ったり担任からの話があったりして、どことなく卒業式の雰囲気はありましたが、どうせ春休みが終わったらまた会うのであまり感動はしませんでした。
なお、高校の入学式に相当するような式典は一切なく、新学年が始まる始業式が他の学年とも合同であってぬるっと高校生活(後期課程)が始まりました。
もちろん、そんな感じなので6年間の集大成になる卒業式での感動はひとしおでした。泣いてる人もちらほらいたようないなかったような気がします。
まとめ
今回の記事では僕が通っていた中等教育学校というものについてご紹介しました!
最大の特徴はやはり6年間がシームレスにつながっているということでしょう。実態としては他の中高一貫校と変わらないところも多いですが、中等教育学校ならではの生活や学びもあるため、興味があれば他の中等教育学校についても調べてみると面白いかもしれません。
最後まで読んでいただきありがとうございます。